今更ながらIDCFクラウドを使ってみた
きっかけ: IDCFクラウドの中の人とお会いした
先日 PBLサミット というイベントに参加した際に IDCFの中の人とお会いし、IDCFクーポンをいただきました。 その後IDCFクラウドの回し者として活動し、3人を紹介したので IDCFクラウドクーポン総額12000円分をゲットしました。 クーポン残高の期限は半年後だったので思い切って使うためにサーバ構築しました。
ハマりどころ:立ててすぐログインは出来ない
自分のIaaSデビューはDigitalOceanで、シンプルな設定画面に慣れていました。 そのため、IDCFクラウドではいくつか嵌まりどころがありました。
DigitalOceanの場合
仮想ネットワークの概念がないので
- Droplet立てる
- Public IP振られて、メールでログイン情報が来る
- パスワードでSSHログイン
IDCFクラウドの場合
- 仮想マシン立てる
- 自分の仮想ネットワーク上にマシンが誕生
- 自分に割り振られたpublic IPのポートフォワーディングを設定する ←初回で気づかなかった
- ファイアウォールの設定して3.で設定したポートを開ける ←全部空いてると思った
- 立てた時に設定した秘密鍵で
ssh -i 秘密鍵
してログイン - IDC Frontier のAAがでればDone
ざっくり言うとこんな感じ。 今年の頭にAzureの勉強したのが功を奏してピンときましたが一発ではわかりませんでした。 セキュリティはバッチリだと思います。IPもあとから追加で増やすことができるので拡張性あります。
雑感
- マニュアルしっかりしていてわかりやすい
- 一方で初見ではわかりにくい(SSHできなくて戸惑う)
- 料金プランで最低のマシンからメモリを2倍にしようとしただけで月額料金が16倍になる(仮想マシンS1 -> S2 : 200円/月 -> 3200円/月)
- 拡張性については優秀だと思う
- 他にも良い点はあると思うがまだ使い切れていない感じ
まだ1万円ほどクーポンが残っているのでいろいろ遊んでみます
mixiのオフィスに招かれてアジャイルを体感してきた話
きっかけ
先日mixiのScrap Challengeにいったお話をかきました。
mixi Scrap Challengeに参加しました #mixi_scrap - Uncovered Gearbox
この時、
プランニングポーカーはアジャイルなイベントのときだけ配っているらしい。 言えばくれたんだって!いえばよかった!今度mixiのひととあったら要求します!!!
などと叫んでいましたら、実現しました。
スクラップチャレンジ直後、mixiの森本さん(@shakuji) とSlackのDMやFacebookなどで直接やりとりしまして、同じ大学院のコースの同期3人と共にミクシィさんを訪問し、アジャイルな現場を体感する場を作っていただけることと相成りました。(プランニングポーカーはアジャイルな人々にしか配っていないらしく、プランニングポーカーをもらって喜ぶ学生はあまりいないとのこと)
そしてその際にプランニングポーカーと Happy Hacking Keyboardのミクシィロゴ入りキートップ もいただけることになりました!うれしい!!!!!(HHKBのキートップもらってうれしい学生もあまりいないかもしれない)
いざミクシィへ
ミクシィさんにおじゃまするのは2回目ですが、ロビーには初めて入りました。モンスト推しがすごくて、キャラのステッカーもTAKE FREEでしたが、モンストを1mmも知らないので遠慮しておきました。とてもきれいなロビーでした。
6階、8階内部に入れてもらいました。18時過ぎに案内してもらいましたが、勤務時間はフレックスで、まだまだお仕事中でした。ちょっと中に入るとカンバンがあり、そこに食いつく我ら学生4名。社員の方からはカンバンへの食いつきを感心されたようです。
mixiさんで見たカンバン(タスクボードというのが正しいのだろうか)は、各チームによって異なる運用がされていたのが印象的でした。まあ当然なんですが、チームの特色というか、工夫が垣間見えていました。たとえば、定例会議が水曜日だから水曜日始まりのスケジュール表を貼りだすとか、インセプションデッキを常時貼りだしておくとか、タスクの状態(TodoとかDoneとか)を位置ではなくマグネットで管理していたりとか。
壁面がホワイトボードになっているのも魅力的でした。カンバンにできる上、すぐメモることができる。紙とかフィルムだと付箋を巻き込んでしまうので不便ですよね。全社的に取り入れてないとできないことだと思います。驚きと圧倒とあこがれ。
カンバンって壁のコンディションとか社内政治とか諸々の制約で実現できなかったり、やろうと思えばできるけどやりたい人の声が通らなかったりして…なんてイメージがありましたが、各チーム工夫して運用しているところを見れたのでやり方次第だなと思いました。
もうひとつ驚いたのは葉っぱ。
画面にうつる蛍光灯の反射を抑えたり、集中できたりする効果があるらしくオフィスに何本も生えていました。
座談会
その後、オフィスのリフレッシュスペース的なところでピザと酒をごちそうになりつつお話しました。リフレッシュスペースには、オフィスおかんとかカプセル型のエスプレッソマシンとか、我々のあこがれの補給設備が整えてあってすてきな環境でした。
以前森本さんにアジャイルで聞きたいキーワードを投げておいたので、それぞれについて語り合いました。 以下、早々に酔っ払ってしまっていた頭で覚えていることを書き記します。
プランニングポーカー
「見積もりが合わなくなってくる」「見積もりが作業になる」 ・・・じゃあ見積もらない世界ではどうなってしまうのか。
何のために見積もっているか。見積もりそのものが重要ではない。
目的を明確にしながらやる。そうしないと作業感は否めない。
使っているツール
JIRAとかHipChatとか。後者はSlackに移行し始めている。
紆余曲折のあるもの。環境構築は楽しいがyak shavingになってしまうので…。
バグトラッキング
なんでもJIRAでチケット駆動。今回の我々の訪問もチケット駆動だった。 事業系からエンジニアまでチケット駆動。 一度仕組みを使ってしまえば便利なもの。
## その他
(我々の)本業の話とか、アジャイル導入の話とか、
深イイ話をいっぱいしましたが1晩で半分ぐらい抜けましたがフィーリングは覚えました。
やっぱりアジャイルって難しいんだなーと。
社会の人がやって難しいと思うんだからまして学生がやったら…みたいな話。
期限がかっちり決まってしまっているならWF型でもいいはず。
アジャイルにはそれ以上の価値があってやっていることなので、意義を伝えていきたいなと思いました。
ごほうび
プランニングポーカー!とmixiのキートップ!
春夏秋冬の柄でかわいい!分けやすい!4人までならいつでも見積もれます。
キートップも白版と墨版をいただいちゃいました。
持ち帰って白は装着し、墨はPro2墨を持っているチームメイトに譲りました。よろこんでました。
ProJP Type-sという無刻印が存在しない機種なので、アレですが、 無刻印のほうが映えるかもしれません。
結びに
ミクシィさん、SNSとしてはFBに負け始めてちょっと前まで正直ナメていましたが、とてもいい会社だと思います。
オフィス見学でも開発部のなかまで見せてもらえることはあまりないので良い刺激になりました。
見学も学生のうちでないとできることじゃないなーと思ったので今のうちにいっぱい見てきたいところです!
アレンジしてくださいました森本さん他お時間をいただきました他の社員の皆さまにこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました!
mixi Scrap Challengeに参加しました #mixi_scrap
Scrap Challenge
Scrap Challenge | 株式会社ミクシィ 学生向けエンジニアイベント
11月ごろに告知が来ていて、募集があったのは知っていたんだけど当時はデスマーチまっただなかでそんな余裕がなかったのと、ESをかくのがクソだるかったので見送っていました。
そんな中 id:BLThunder1991 とか id:h0shim0 とかが行ってておもしろそうだなと思ったので次回は参加しようと思って参加決定しました。
セキュリティに関しては徳丸本はインターン先でちょっと読んだぐらいで、かつ講義でセキュリティの話はされたけど実際クラックしたことはないという感じです。
内容
最初にちょっとインプットがあって、みんなでチュートリアルやってクラックして、って感じです。
mixiといえばぼくはまちちゃん!なので、CSRFの話が気持ち多めでした。
ただ、トーシロだったので、それだけでも勉強しとかないと辛かったなーという感じでした。
クラック
問題についてはおそらく暗黙的な緘口令が敷かれていると思うので言及しませんが、基礎知識から体系的な知識、実際に触ったことがないと解ききれない問題だったと思います。トーシロだったのでDeveloper Toolsでリクエストヘッダとかを見ながらハックしたりしました。
同期と、もう一人北大のセキュアな人がいたので、彼からアドバイスをもらいつつ、自分の知っている知識ノウハウなどを総合して解いていきました。
結果
まああまり目立った結果はありませんでした。ただ、セキュリティを学ぶには十分すぎるきっかけだったなーと思います。
徳丸本を買わないといけないなと思いました。
体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践
- 作者: 徳丸浩
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おもしろかったこと
自分のプロジェクトの闇の話をしたり、エディタの話をしたり、開発したものの話をしたり、就活の話をしたり、つくばの話をしたりで大変面白かったです。
最後に
大変良い経験をさせていただきました。ありがとうございました。
また積み本が増えて充実した日々をまた送れそうですね。これからも開発頑張ろうと思います。
最後に… ノベルティの中にプランニングポーカーが入っていなかったのがざんねんでした…
追記(2015/01/18 9:56 )
プランニングポーカーはアジャイルなイベントのときだけ配っているらしい。 言えばくれたんだって!いえばよかった!今度mixiのひととあったら要求します!!!
「エンジニアのための時間管理術」読了しました
- 作者: Thomas A. Limoncelli,株式会社クイープ
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2006/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 11人 クリック: 322回
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エンジニアと書いてありますが、この本ではSA(Service Administrator)のための時間管理術と書いてあります。
この本を 純粋に 活用しようとすると、大手SIerさんの管理職ぐらいじゃないと難しいんじゃないかなと思いました。
普通のエンジニアが時間をマネジメントするためのエッセンスは要所にあります。
- 習慣をつくる
- 習慣を作るには21日間かかる
- 既存の習慣にフックさせれば3日間で済む
- まず始めよう
- モノを惜しむより自分の時間を惜しむ
- PDA, PAAをいつも持ち歩く
- 他人をうまく使う
- 作業ログを残すことが作業マニュアルの第一歩
- 手動でできないことは自動化もできない
- まず手動でやった記録を残しておき、自動化はその後で考える
みたいな感じです。
PDA(ZaurusとかPalmとか)の名が平然と出てきますので、結構古い時代の話が多いかもしれません。うまく自分の状況と照らしあわせてうまく適用していくとより自分らしく動けるようになれると思いました。
余談ですが、本文中の挿絵の漫画の意味がアメリカンジョークのせいか半分ほどわかりませんでした。